元朝日新聞・植村隆氏インタビュー詳報(2)

「『強制連行』僕は使っていない」

原川「まあ、強制連行、まあ先ほど阿比留も申し上げたように『連行』という言葉自体が、強いる、本人の意思に反して、どこかへ連れて行くという意味がありますから、ま、あの、強制連行というか、ま、あの、どこかに連れて行かれたんだろうなと…」

植村「だから僕もどこかに連れていかれたんだろうかなという、原川さんと同じ考えで使ったんですよ」

阿比留「でも『戦場に連行』と書かれています」

植村「これはどうですか。じゃあこの(西岡氏の論文中の)『連行』というのは強制連行の意味にとるんですか」

阿比留「これはしかし、個別具体に見ないとこれだけじゃちょっと分からない」

植村「分からないけれども、これは金学順さんの話ですよね」

阿比留「うん。あっ、この西岡さんが書いているもの、そのものがという意味ですか」

植村「うん、そうそう、連行の部分の…。つまり、連行というのは僕は連れていかれた、原川さんと同じような意味ね」

阿比留「それは西岡さんに直接聞いていただかないと、無責任に答えるわけにはいかない」

「挺身隊が慰安婦の意味で使われていた時代が長かった」

植村「なるほどね、分かりました。じゃあ最後に、始まる前にアジェンダ設定。『強制連行の被害者と読める書きぶりだった』とあるんですけど、私は何回も繰り返しているから阿比留さんももちろんご存じだと思うんだけど、だまされたって書いてはいるんだけど、これってやっぱり強制連行の被害者と読める書きぶりと、阿比留さんは判断される」

阿比留「やはりリード(前文)を読むとですね、『女子挺身隊の名で戦場に連行された一人が』と書いてありますので、これは強制連行というふうに普通、読めるんじゃないかなと思います」

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