元朝日新聞・植村隆氏インタビュー詳報(1)

「阿比留さんだからと逃げることはない」

インタビューに応じる元朝日新聞記者の植村隆氏=7月30日、札幌市(早坂洋祐撮影)
インタビューに応じる元朝日新聞記者の植村隆氏=7月30日、札幌市(早坂洋祐撮影)

 朝日新聞の初期の慰安婦報道に関わった植村隆元記者(北星学園大非常勤講師)が、初めて産経新聞のインタビューに応じた。インタビューは7月30日午後に札幌市内のホテルで行われた。インタビューを担当したのは本紙政治部の阿比留瑠比編集委員と外信部の原川貴郎記者。約2時間にわたってやりとりが続いた。

 インタビューの詳報を10回にわたり紹介します。

「(インタビューを)産経新聞がやってくれるの想定していなかった」

植村「どうも初めまして植村です。いろいろご質問があるということなので、順次やろうと思うんですが、その前にちょっと、今回わざわざ東京から来られて、ちょっと取材経緯といいますか、意図といいますかですね、その辺のところを教えていただいて…と思うんですけど。いいですか」

阿比留「どうぞ。まず今回は、当初は植村さんに特に焦点をあてる意味ではなくして、朝日新聞による慰安婦検証記事からちょうど1年になりますので、それで1年で何が変わったか、変わっていないのかみたいなことを特集しようということになっておりました。そして、今回改めて植村さんに取材を申し込んだところ、今回はお受けいただけるということですので…。ならばそれは植村さんのインタビューをきっちり載っけたいなということですね」

植村「ああ。そうすると私のインタビューということですか? 原川さんの話だと、特集記事の中にデータとして生かすということだったんですけれども」