学力テスト

「理科離れ」続く 小学生は好きなのに…教員の指導力向上が課題

 理科の授業で週1回以上の観察や実験を行った中学校は、24年度の前回調査時点よりも3・7ポイント増え59・2%に増えている。一方、観察実験補助員が配置されたのは、小学校で13・1%、中学校ではわずか4・7%。予算不足や人材難など自治体の懐事情から配置が進まない現状もある。

 左巻健男法政大教授(理科教育)は「カリキュラム面では理科好きの生徒が学びやすい環境が整いつつあり、国の対策の効果は長い目で見ることが必要だ。人材面では、ベテランから若手に指導法を伝授する機会が減ってきており、教員の指導力が失われているのが現状。教員の指導力育成を抜本的に解決する工夫が必要だ」と指摘している。

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