未来市長、25年後を討議 千葉・市原、中高生40人がワークショップ - 産経ニュース

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未来市長、25年後を討議 千葉・市原、中高生40人がワークショップ

 市原市の中高生が市の将来を考える「いちはら未来ワークショップ」が19、20の両日、同市五井中央西のサンプラザ市原などで開かれた。市内13校の中学、高校に通う生徒40人が参加し、「生徒が市長になったら」という想定で市の抱える課題について熱心に討議した。出そろった意見は、小出譲治市長に直接提言した。

 ワークショップは、千葉大大学院の倉阪秀史教授を中心とした研究プロジェクト「オポッサム」と市の共催。地域自治体の将来を担う人材である青少年の意見聴取を重視する同プロジェクトと、総合計画の策定に青少年の声を反映させたい市の狙いが合致して実現した。

 生徒たちは「いちはら未来市長」として、25年後の市長になったとの想定で市の将来について考察。市内の散策やプロジェクト側が用意した市のデータを参考に、南部地域の過疎化や小湊鉄道の利用率減少といった課題をあぶり出した。解決策として、交通網の改善や豊かな自然を生かしたイベントによる活性化、旅行客誘致、料金見直しによる小湊鉄道の利用率回復といったアイデアが続々と集まった。

 グループワークでまとめた意見は、「あのときにやっておいてほしかったこと」として未来市長の生徒らが、現在の市長に直接提言。小出市長は「若い豊かな意見をまちづくりに生かしたい。未来市長に負けないよう頑張りたい」と答えた。

 八幡中3年の立花唯さん(15)は「25年後の市長になったつもりで話し合えた。いろいろな意見に触れられて貴重な体験ができた」と話した。