石破地方創生担当相、自民党総裁選に不出馬の意向

 石破茂地方創生担当相は、9月に行われる自民党総裁選に出馬しない意向を固めた。党幹部が明らかにした。岸田文雄外相に続き、石破氏も出馬を断念したことで、安倍晋三首相(党総裁)の有力対抗馬が現れず、首相の無投票再選の流れが一層強まった。

 石破氏は21日の記者会見で、総裁選への対応について「閣僚として安倍政権が国民の信頼を得て政策を遂行するため最大限の努力をしている。それ以外申し上げることはない」と述べ、事実上不出馬を認めた。

 石破氏は、出馬により参院で審議中の安全保障関連法案への影響や野党から閣内不一致との批判を招きかねない事態を考慮。また、閣僚や党幹部、派閥領袖が相次いで首相への支持を打ち出しており、出馬しても形勢は不利と判断したとみられる。

 今月18日夜に石破氏は、自身に近い党内グループ「無派閥連絡会」の山本有二元金融担当相、鴨下一郎元環境相らと総裁選情勢を分析。結論には至らなかったものの、立候補への消極論が出たという。

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