「こぼんさん寺子屋修行」60人泊まり込みで礼儀作法など学ぶ 淡路

岩坪真弘名誉住職から「仏の智恵の水」を授かる児童たち=18日、淡路市の八浄寺
岩坪真弘名誉住職から「仏の智恵の水」を授かる児童たち=18日、淡路市の八浄寺

 夏休み中の小学生たちが寺院に泊まり込んで普段の生活を見つめ直す行事「こぼんさん寺子屋修行」が18日、淡路市佐野の八浄寺で始まった。滝に打たれる水行や読経など2泊3日の集団生活で、礼儀作法を学んでいく。

 規律正しい生活を送ることで「人から感謝される子供に育ってもらおう」と昭和58年に始まり、33回目を迎えた。小学3年生から6年生が対象で、約60人が参加した。「決まりを必ず守る」「苦しくても辛抱する」など6つの誓いを守ることが修行のルールとなる。

 この日、児童たちは寺で沐浴(もくよく)をして身を清めた後、僧衣に着替えて入門式に臨んだ。式では、岩坪真弘名誉住職(82)から「仏の智恵の水」を頭につけてもらって弟子入り。岩坪名誉住職は「身も心も清まって、仏の子としての修行が始まります。家族の方々や学校の先生たちに『素晴らしく変わった』と喜んでもらえるよう祈っております」と述べ、「こぼんさん」たちを激励した。

 式を終えた児童たちは仏の拝み方や写経の方法を教わった。20日までの間、毎朝午前5時に起きて座禅や滝に打たれるなどの修行に取り組む。参加した尼崎市の小学4年、松本季子さん(10)は「お父さんやお母さんに『よい子になった』と言ってもらえるよう頑張りたい」と話した。

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