関西の議論

関西人未知の「コロッケそば」実は大阪がルーツ? 創業半世紀の老舗がJR大阪駅前にあった!!

■大阪では46年前から

 コロッケそばの認知度が低い大阪で、創業以来46年にわたり定番メニューとして出し続けているのが、JR大阪駅(大阪市北区)前の新梅田食道街に店を構える立ち食いそば・うどん店「麺処潮屋梅田店」だ。

 新梅田食道街は、JRガード下に広がり、低い天井のもと、食堂や居酒屋、立ち飲み店などが集中。夜ともなれば、サラリーマンたちが、一日の疲れを癒やすために三々五々集まってくる。昭和の雰囲気が色濃く残る空間だ。

 その一角にある麺処潮屋梅田店。元旦を除き無休。午前6時40分から午後11時20分まで営業している。最近は立ち食いの店でもいすを置いているところが増えたが、ここは完全な立ち食いだ。メニューを見ると、「かけそば うどん」「わかめそば うどん」「きつねうどん」「きざみそば うどん」など、大阪のうどん・そば店の定番とともに、「コロッケそば うどん」という品書きがあった。

 早速、コロッケそばを注文すると、やや濃い色のだしの一品が目の前に現れた。コロッケを口にすると、カレーの味が広がる。創業以来、カレーコロッケを使い続けているという。一杯320円。

 店を運営する株式会社汐屋(大阪市北区)の二代目社長、中井健太さん(47)がこう説明する。

 「この店を始めたのは昭和44年。現在は居酒屋やうどん・そばの店などを手がけていますが、ここが最初の店です。創業者の先代社長が、考案したのがコロッケそばです。当時カレーうどん・そばはすでにあり、ほかのカレーを使ったメニューをつくろうと、思いつきました。首都圏のものとは関係なく、独自の発想です」

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