「変化朝顔」を奈良・御所の「顔」に

「変化朝顔」を奈良・御所の「顔」に
「変化朝顔」を奈良・御所の「顔」に
その他の写真を見る (1/2枚)

 珍しい姿や色が特徴の「変化朝顔(へんかあさがお)」の栽培法の伝承や品種維持・開発に、御所市にある県立青翔中学・高校の生徒たちが取り組んでいる。市の協力も得てプロジェクトをスタート、将来的には地元が「変化朝顔のまち」となり、全国に種を配布できる「アサガオ・シード・バンク」を目指す壮大なプロジェクトだ。

 同校などによると、変化朝顔はアサガオの突然変異系統。江戸時代には「アサガオブーム」で多くの品種が生まれ、明治維新を境に下火になったが、明治時代中ごろに再び多くの品種が作られた。だが多くの品種が失われたほか、中には種子をつけない品種も。現在は一部のマニアや大学などの研究機関のみで栽培法が伝わり、品種が維持されている状態という。

 同校では昨年、中学生が植物の遺伝に関する学習で変化朝顔を栽培したことなどをきっかけに、科学部の生徒らが「日本の古典園芸植物で、貴重な遺伝資源である変化朝顔を後世に残し、より多様な品種の開発を目指そう」と企画。御所市の協力を得て「御所で咲かそう変化アサガオ」プロジェクトとして、7月から取り組みをスタートさせた。

会員限定記事会員サービス詳細