暮らしの注意報

SNSで釣られキャバ嬢体験、気づいたらデリヘル嬢に…夏休みの夜に巣食う性被害

 この事例のように地方から遊びで上京し、日帰りしないでトラブルに巻き込まれるというのは、夏休みなどにはよくあるケース。その場合、「宿泊場所をしっかり確認できるかどうかが、まずは大事」と玄さんは指摘。「友達のところに泊まる、しかも女の子の友達と一緒に上京して、というだけで安心してはダメ」と警鐘を鳴らす。

 事例のこの後は…。

 「姉」は派手な格好で、「キャバクラで働いている」という。姉はサエとシオリを渋谷に誘った。「ネイルアートに興味あるなら、いいお店がある。私のは2万円だけど、そんなに払わなくても結構きれいな爪にできるよ」。2人は、マナミの家に来る前、テーマパークでお金を使い、残りは少なかった。

 「お金ないの? ちょっとバイトしてみる? うちのキャバクラ、体験入店とかあるから。1時間で5千円ぐらいもらえるよ。怖いことなんて何もないよ」

 誘いに乗って2人は体験入店した。もらえたお金を見て、2人は「やってよかった」と思った。

体験入店から徐々にエスカレート

 姉は店を出て、今度はカラオケに2人を連れて行った。「お客さんがいるんだけど、一緒にカラオケするだけで、お金をくれるみたい」と、2人を別々の部屋に行かせた。サエの行った部屋には父親ぐらいの年齢の男がいた。「胸を見せて」としつこく迫り、お金を上乗せすると懇願されて、少しだけ胸をはだけた。触らせればさらにお金をあげると言われ、「早く終わらないかな」と思いつつ、必死に我慢した。男は思ったより多くの金を出した。罪悪感はあったが、普段、手にしたことのないような大金を手にすると、「すごい」とも感じた。