イスラム国

アフガンで「長老」10人を爆殺する映像 タリバンが非難声明

 【ニューデリー=岩田智雄】アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバンの協力者か構成員とみられる男性10人が、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の集団に爆殺される様子を収録した「処刑」映像が12日までに、インターネット上に公開された。タリバンは犯行を非難する声明を発表した。

 映像は、男性らが山野の地中に埋められた爆弾の上に目隠しをされて座らされ、遠隔操作で爆弾が爆発する様子を収録している。男性らは7月9日に起きたイスラム国とタリバン、アフガン政府の戦闘で捕獲された者とされ、「政府軍やタリバンを助け、イスラム国への密偵行為をはたらいた」と説明されている。

 パキスタンと国境を接する東部ナンガルハル州の指導者、ハジ・アジム氏は産経新聞の電話取材に、「殺害されたのは、この州の長老たちだ。解放交渉をしようとしたが、イスラム国の連中は聞く耳を持たなかった」と述べた。