総裁選

二階氏、安倍首相の再選を支持 党4役の処遇焦点に 面会最多の谷垣氏は再選濃厚

安倍首相との面会時間
安倍首相との面会時間

 自民党の二階俊博総務会長は9日、埼玉県内で開いた派閥研修会で、9月の党総裁選での安倍晋三首相(党総裁)の再選支持を明言した。首相の無投票再選の流れは加速しており、早くも党内の関心は10月にも行われる党役員人事に移り始めている。首相と「戦略的互恵関係」にある二階氏や、財政政策で官邸とすきま風が生まれた稲田朋美政調会長の処遇は焦点の一つ。党四役と首相との距離感を官邸での面会時間などから探った。

 「派閥は一致団結して行動してこそ、力を発揮できる。われわれのグループは全員一致して、安倍氏を次期総裁選に推薦する」

 二階氏は9日、埼玉県秩父市で開かれた二階派研修会でこう宣言。同派を安倍氏の支持一色で染め上げたとアピールした。

 安全保障政策などでは首相と水と油の関係だが、派閥領袖(しょうりゅう)としていち早く首相の無投票再選を訴えるなど両氏の関係は健在だ。

 安全保障関連法案が国会に提出された5月から今月9日までの間、首相との首相官邸での面会時間をみてみると、二階氏は6回、計2時間55分に及ぶ。