夏の甲子園

東海大甲府、厳しい接戦しのぐ

 第97回全国高校野球選手権大会第2日の7日、県代表の東海大甲府は第4試合で静岡(静岡)と対戦。両校あわせて24安打が飛び交う乱打戦となったが、東海大甲府は八回に奪った1点のリードを守り抜き、8-7で勝利した。2回戦は大会第8日(13日)の第2試合で、対戦相手は大会第3日の勝者の中から抽選で決まる。

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 ▽1回戦

 東海大甲府(山梨)104 200 010-8

 静   岡(静岡)112 001 200-7

(甲)菊地、松葉-飯塚

(静)村木、村松-堀内

 ▽二塁打=平井、松岡(甲)、堀内、大石2(静)

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 ○村中秀人監督「取られたら取り返すがモットー。打撃は五十嵐を中心に、投手も大量得点を許さずに戦うことができた」

 ○五十嵐誉主将「昨夏は初戦敗退で、今年にかけてきただけに本当にうれしい。次も接戦になるだろうが、落ち着いて試合に臨めると思う」

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 ◎…初回、4番平井が適時二塁打を放ち、チームに先制点をもたらした。平井の母、玲子さん(46)は「驚いた。試合前は不安ばかりだったので、打ってよかった。打線をつなぐように、次も頑張ってほしい」とエールを送った。だが、その直後に同点に追いつかれ、ゲームは接戦へともつれ込んでいく。

 ◎…1点を追う三回。3番角山の犠飛で同点に追いつくと、5番松岡の適時二塁打で勝ち越す。さらに後続も続き、この回計4点を奪って試合をひっくり返した。四回には再び平井が適時打を放つ。野球部3年の角井一夫(かずま)さん(17)は「後半戦も打って得点を重ね、投手陣も最後までしっかり抑えてほしい」と熱い視線を送った。

 ◎…このままリードを保ちたいが、相手打線も粘りを見せる。六、七回、犠飛などで3失点を喫し、7-7の同点にされる。だが、八回に2番福武の適時打で待望の8点目を奪うと、この1点をなんとか守りきり、厳しい接戦を制した。五十嵐誉主将の父、章さん(48)は「全力でプレーした結果。本当にうれしい。次戦も全力で楽しんでもらいたい」と目を細めた。

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