主張

戦後70年談話 首相は「過去の断罪」排せ

 中国、韓国は村山談話を念頭に、「植民地支配と侵略に対する心からのおわび」の表現を要求している。だが、謝罪の繰り返しは関係改善を生まない。かえって、歴史カードによる日本攻撃を招いたことを忘れてはなるまい。

 首相が4月に米上下両院で行った演説は、村山談話の表現を用いずとも高い評価を得た。同談話を含め歴代内閣の立場を全体として引き継ぐというが、特定の歴史観に政府が踏み込むことは回避すべきだ。