検事「彼女に20万円送金しているが、当時生活保護を受けていたけど、どうして工面できたのか」
神被告「ゴーストライターの仕事をしてカネを得ていた」
検事「誰(のゴーストライター)なのか」
神被告「それは言えない。横浜で作曲している人」
検事「どうして言えないのか」
神被告「ゴーストライターをする上で、すべて内緒にするという決まりがあるので。出所したら最初にカネを得られるのがそこなので言えない」
その後も検察は、女性に送金した金額を提示しながら、原資はどこから出たのかを何度も質問。神被告が女性に送金する現金を稼ぐため、一連の犯行に及んだのではないかと追及した。
さらに、検察は今年3月から過呼吸などの症状や幼児の別人格があらわれた点についても言及した。
検事「幼児の言動は考えたのでは」
神被告「それはない。幼児の人格になっていた」
検事「幼児行動が増えたのは当時は、罪を認めるかどうか迷っていたからでは」
神被告「分からない」
被告人質問ではほとんど表情を変えることはなかったが、神被告がなぜかピンク色の女性用のサンダルを履いていることが印象的だった。次回は9月9日に公判が開かれる。