五輪エンブレム・佐野さん会見

(3)「自分はベルギーに行ったことも、(模倣とされる)ロゴを一度も見たことない」

 --商標登録をしてないということだが、組織委員会としての今後の対応は

 槙局長「まず、商標の問題についてはクリアになっています。そこで、著作物、オリジナリティーの問題になるのでしょうし、当事者としてコメントを控えたほうがいいのかもしれませんが、部分が似ているかどうかではなく、全体の印象として誤認性があるかということで、相手の出方がまだわかりません。(書簡の内容を問われ)書簡の中身はJOCとIOCに届いているところで、これから返答します。中身については開示できないのがルールになっています」

 --「T」の全体の右下にある銀色の部分が残ったのは、(1964年五輪のポスターを手掛けた)亀倉雄策さんのデザインを残したからなのか。

 佐野さん「そうです。今回は東京で開催されるということで、赤い円を心臓の位置に置きかった。それで、右下の部分は、1964年のDNAを引き継ぐことに。安定性、調和が出るということでも、そこに置きました」

 --劇場のロゴをデザインした側は取材に対し、書簡を送ってから1週間で対応を考えたいということだが、組織委員会の対応は

 槙局長「書簡の内容について、先方が外に開示されていることに理解できません。内容について、こちらはルールにのっとってやります。パブリックに開示するのは差し控えたい。対応は検討しています」

=(4)に続く

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