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掃除を連想させる歌詞や振りつけ、小道具はダンスのハタキ。街の掃除ボランティアにも熱心な、名古屋がご当地のお掃除ユニット「名古屋CLEAR’S」(クリアーズ)。尾張名古屋のきれいはクリアーズでもつ-と評判だ。
ファンと掃除交流
「実際にゴミ拾いのボランティア活動をしているので、初めて知った方は『え! お掃除アイドル?』とびっくりされます」と、かほきゅん(18)。
日本掃除能力検定協会が「日本掃除能力検定」(掃検)を実施しているが、メンバーはこの資格の5級もしくは4級を全員が取得している。
しかも、研修生は検定に合格しないと、正規メンバーに昇格できないという厳しいルールがある。
協会のホーページには、「掃除を学んでいただき現代の組織社会において温かい心と掃除基礎能力を備えた人材を」とある。
そのポリシーに沿うかのように、「月に3回、ファンが私たちと一緒に掃除ボランティアに参加できる機会があります」(りほちゃ)と、ファンと温かい関係を築いている。
担当の掃除道具
メンバー各自に担当カラーがあるご当地アイドルは増えているが、名古屋クリアーズの場合は、一人一人に「担当掃除道具」が決まっている。
「スポンジでキュッ、キュッ、とする振り付けがありますよ!」と話すリーダのゆりぼん(26)がスポンジ、らんか(25)がホウキとオリジナルメンバーはメジャーな道具を担当。
りょうちゃん(14)はモップ、かほきゅん(18)はウインドーワイパー、りほちゃ(19)はコロコロ、みっきー(18)は歯ブラシと徐々に小さな道具になり、さおりん(16)は「私の場合は2期生なので、もうメジャーお掃除道具はなく、新聞紙になった」と笑う。
昨冬昇格したばかりのゆうなんはタワシ、ひなりんは雑巾。掃除は、やはり「雑巾がけ」からスタートか。