園児らにアレルギー症状 イワシからヒスタミン検出

 東京都は31日、東久留米市下里の「下里しおん保育園」で給食を食べた園児ら29人に、口の周りが赤くはれるなどのアレルギー症状が出たと発表した。イワシの焼き魚からアレルギー物質のヒスタミンが検出されたため、集団食中毒と断定。同園を4日間の食事の供給停止処分にした。

 都によると、給食は7月30日昼に提供。3~6歳の園児60人と職員5人が食べたところ、約3時間以内に園児28人、職員1人に症状が出た。イワシやマグロなどの赤身魚は常温で放置したり、冷蔵でも長期間保存したりすると、付着した微生物がアミノ酸を分解し、ヒスタミンを生成する。

 園では、北海道の加工業者から仕入れたイワシを冷凍庫で約1カ月間保存していたといい、解凍の方法などに問題がなかったか、保健所で調べている。