戦後70年

71年前の旧日本海軍の缶詰、中身は「赤飯」だった 小豆島で17個見つかる

【戦後70年】71年前の旧日本海軍の缶詰、中身は「赤飯」だった 小豆島で17個見つかる
【戦後70年】71年前の旧日本海軍の缶詰、中身は「赤飯」だった 小豆島で17個見つかる
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 香川県土庄町のアートギャラリー「MeiPAM」(磯田周佑代表)の施設から、木箱に入った旧日本海軍の缶詰計17個が見つかり、30日、同ギャラリーのスタッフが公表した。

 缶詰は直径8・5センチ、高さ11・5センチで415グラム。品名は「赤飯」。ラベルには昭和19年に広島県尾道市で製造されて神奈川県の横須賀海軍軍需部に納入したことなどが記されている。

 同施設は明治初期に建てられた倉庫で、平成22年に同ギャラリーが同町内の米穀店から購入し、アート作品の展示スペースとして利用。米穀店では飼料などの保管庫に使っていた。建築された当時はしょうゆ製造の施設だったという。

 同米穀店によると、缶詰は、太平洋戦争中、海軍の食糧などの調達部に所属していた店の親族が、海軍の様子を知ってもらおうと小豆島の家族に持ち帰った物資のひとつという。

 施設の改修中にタンスや日用品、ひな人形などにまざって発見された旧日本海軍の缶詰。同ギャラリーでは、太平洋戦争末期の軍の食糧物資はたいへん貴重だとして、8月1~31日に同施設で展示する予定。

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