終戦前日の「香住沖海戦」知って 兵庫でメモリアル展

 太平洋戦争の終戦前日の昭和20年8月14日、香美町香住区沖の日本海であった「香住沖海戦」のメモリアル展が、香住区のジオパークと海の文化館で開かれている。8月17日まで。

 香住沖海戦は、旧日本海軍の海防艦2隻が米軍の潜水艦に撃沈され、乗員約410人のうち56人が戦没した。地元の香住青年会議所は昭和52年、住民に広く呼びかけ、香住区の岡見公園に慰霊碑を建立。以来、毎年この時期に慰霊祭を営んでいる。

 今年も8月3日午後5時半から慰霊碑前で戦没者の慰霊祭を予定しており、同会議所が「今年は戦後70年。香住沖海戦から70回目の夏を迎え、戦争の記憶を忘れないように」と企画した。

 メモリアル展では、香住沖海戦の状況や昭和52年当時の慰霊碑建立の趣意書、同年7月に香住沖で見つかった海防艦の破片の一部、海防艦の貴重な軍艦旗など約50点を展示している。

 展示担当の島崎貢さん(31)は「大勢の人に香住沖海戦のくわしい戦史や、慰霊碑建立の経緯を知ってもらい、慰霊祭への理解と参加を呼びかけていきたい」と話している。

 入館無料。午前9時~午後5時。水曜日休館。問い合わせはジオパークと海の文化館(電)0796・36・4671。

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