経済インサイド

銀行カードローンが消費者金融を大逆転 「住宅ローンより稼げる」カードローン絶好調の秘密 

 一方、銀行法に基づいて営業する銀行はこうした規制を免れた。消費者金融会社が融資対象を絞らざるを得なかったのに対し、銀行は本体で行うカードローン事業で、信用力の面からこれまでは融資の対象としていなかった客層をも取り込むようになっていった。

 歴史的な低金利も、銀行をカードローン事業強化に向かわせた。あるメガバンク関係者は「金利競争に陥った住宅ローンなどと比べ、カードローンは利ざやが厚く、稼ぎやすい」(メガバンク関係者)と打ち明ける。

 スマートフォンの普及に伴い、人目を気にせず、インターネットで気軽に申し込んだり、現金自動預払機(ATM)で引き出せるようになったことも大きい。

ネット銀行も続々参入

 銀行カードローンをめぐっては、新しい動きも続々と出てきている。

 ソニー銀行は今月中旬、カードローンの新規受付を4年ぶりに再開。ネットで契約手続きが完結するほか、同行の口座を持っていなくても、初回の借り入れ限定で指定口座に振り込むサービスを売り物にしている。

 資産運用を得意とするソニー銀の顧客は、30~40代が中心。ソニー銀は「カードローンをとっかかりに若い世代を取り込みたい」としている。

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