東京・調布小型機墜落

死亡は焼失民家の女性か 今月引っ越したばかりの悲劇 近隣住民「どうしてこんなことに」

【東京・調布小型機墜落】死亡は焼失民家の女性か 今月引っ越したばかりの悲劇 近隣住民「どうしてこんなことに」
【東京・調布小型機墜落】死亡は焼失民家の女性か 今月引っ越したばかりの悲劇 近隣住民「どうしてこんなことに」
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 小型機墜落に巻き込まれ死亡したのは、焼失した民家に住む、鈴木希望(のぞみ)さん(34)とみられ、今月、引っ越してきたばかりだったという。

 近隣住民によると、鈴木さんの自宅は、鈴木さんの祖父と叔母一家が住んでいたが、数年前に祖父が死亡。叔母一家は今年1月ごろに府中市内に転居した。

 その後も5月ごろまで叔母らが荷物を取りに来る姿が見られていたが、今月に入って鈴木さんらが転居してきたとみられる。このため、人柄を詳しく知る近隣住民は少ないという。

 自治会班長の男性は、しばらく空き家だった家に鈴木さんが住み始めたため、インターホンを押してみた。一緒に越してきた鈴木さんの母親が「ここに住むことになりました」と応対してくれた。鈴木さんが仕事に向かうような様子も見たという。男性は「新しい生活を始めたばかりでこんな目に遭うとは…」と肩を落とした。

 鈴木さんの叔母と付き合いがあったという近所の主婦(58)は「めいっ子(鈴木さん)のことをとてもかわいがっていたので、今どんな気持ちかと思ったら胸が痛む。どうしてこんなことになったのだろうか」と言葉を詰まらせた。

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