TPP交渉、24日からハワイ会合 成否かけ攻防 知財、「カナダ」が重荷(1/3ページ) - 産経ニュース

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TPP交渉、24日からハワイ会合 成否かけ攻防 知財、「カナダ」が重荷

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉は今週末から、成否をかけた大詰めの攻防に入る。舞台となるのは米ハワイで24日から開かれる交渉参加12カ国の首席交渉官会合と、続く28日からの閣僚会合だ。交渉は大筋合意の機運が高まっているが、知的財産などの難題を残し、出遅れが目立つカナダも重荷となっている。合意に至るかは、なお楽観ができない状況だ。(本田誠)

 「各国に対して、いよいよ最後の会議にしなければならないというメッセージを送っている」

 甘利明TPP担当相は17日の記者会見でこう明かした。交渉の合意に不可欠とされた米貿易促進権限(TPA)法が6月に成立したことで、日米を中心に今回のハワイ会合にかける意気込みは大きい。

 ハワイ会合では、首席交渉官会合や閣僚会合に並行して、2国間の関税協議のほか、知的財産や投資などの懸案で少数国の協議も開かれる。

 甘利氏はハワイで12カ国が合意に達する可能性について「70%くらいの確率」との見通しを示している。これに対し、交渉筋の間では「10%程度」と極めて悲観的な見方もある。