日本の議論

カーナビのビッグデータは宝の山 国交省が危険生活道路割り出しへ 道路改良や規制見直しにも活用

 一方、観光分野では観光庁が今年度から、外国人観光客からスマートフォンを通じて位置情報を入手。移動先や経路、時間などを分析することで、個人客のニーズを調査している。

 ビッグデータを活用した交通対策について、明治大学理工学部の山本俊哉教授(都市計画)は「客観的なデータをもとに危険箇所を明らかにし、ステークホルダー(住民ら関係者)に提示することは、生活道路対策を検討する契機になる。普段から危険や不安を感じていても、エビデンス(根拠)がなくて諦めていた人たちにとって朗報だし、財政事情により交通量調査に乗り出せなかった自治体にとっても助けになる」と話している。