みなさんの記憶に新しいと思いますが、米カリフォルニア州グレンデール市に設置された「慰安婦」像の撤去を求め、日系人や在米日本人らが連邦裁判所に訴訟を起こしました。(iRONNA)
昨年3月、原告であるNPO法人「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」は国会内で帰国報告会を開きました。
その中で私は、歴史の真実を求める世界連合会代表の目良浩一元米ハーバード大助教授に対し、このような問いかけをしました。
「皆さんはアメリカで孤軍奮闘、本当によく頑張ってくださっている。日本にいる私たちができることはなんですか?もし我々が、『河野談話』を撤回することができれば皆さんの力になりますか?」
目良氏は大きくうなづいてくださいました。
この裁判は被告グレンデール市の請求にこたえ、裁判所が今回の訴訟をSLAPP(strategic lawsuit against public participation 直訳すると「市民参加を妨害するための戦略的訴訟」)と認定。結果、今年に入って早々に、昨年一審判決があった連邦裁判所と同じく州裁判所も原告の訴えを棄却しました。
そして国内でも我々は未だ河野談話を撤回するどころか、河野洋平元官房長官の国会招致すら実現できていません。