震災から4年4カ月、「いいおか潮騒ホテル」きょう宿泊再開 千葉

 旭市萩園の「いいおか潮騒ホテル」が18日にオープンする。前身の国民宿舎「食彩の宿いいおか荘」は、東日本大震災の津波被害で休業。市の直営断念、解体の危機を乗り越え、4年4カ月ぶりの再開となる。新たにホテルを運営するサンライト建設(香取市)の斎藤博行会長は「観光客を集める拠点としてサービスを充実させ、旭の復興につなげていきたい」と話している。

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 同ホテルは5月にレストラン、6月に温泉大浴場が先行オープン。先月末に旅館業営業許可を受けて正式開業が決まり、現在は宿泊予約を受け付けている。

 建設会社を経営する斎藤会長は、被災したホテルの内装工事を行った縁で、運営を引き受けたという。「全く経験のない業種なので、手探り状態でやることが多い。眠れない日もあるが、万全の態勢を整えてお客さまを迎えたい」と心境を語る。

 客室は洋室18(1室2~3人)、和室12(同4~5人)。2、3階部分にあり、津波の浸水被害は受けていない。料金は1泊2食付きで1人9800円から(入湯税別)。温泉は黒褐色の湯が特徴のナトリウム炭酸水素塩泉で、旧国民宿舎時代は「美人の湯」の愛称で親しまれた。日帰り入浴(大人600円から)もできる。

 ホテル南側には飯岡海水浴場が広がり、西側に隣接する市営プールは25メートルプールと幼児用の浅いプールを備える。

 斎藤会長は「海が目の前にある最高のロケーションに加え、温泉やプールもあり観光ホテルとしての魅力は十分。建物の構造もしっかりしている。1、2年で軌道に乗せていきたい」と話している。

 宿泊予約、問い合わせは同ホテル(電)0479・85・6677。

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