自民、拘束名簿式見送り 参院選改革 合区対象議員は早期結論反対の申し入れ

 自民党の岩城光英参院議員副会長は17日、参院の「一票の格差」是正に向けた選挙制度改革をめぐり、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革の野党3党幹部と国会内で会談し、比例代表で当選者の順位を事前に決める拘束名簿式の導入を次期参院選では見送ることを書面で確約した。

 自民党内では、合区導入にあたり拘束名簿式による救済を求める声があり、野党側が反発していた。自民党などが目指す選挙区定数の「10増10減」案には維新の党も合意しているが、この日の会談は欠席した。

 自民党などは週明けから公職選挙法改正案の条文化を進める方針。溝手顕正参院議員会長は17日の自民党役員連絡会で、国会提出に向け21日に党総務会で了承を得て、党内手続きを終えたい意向を示した。

 一方、合区対象となる鳥取、島根、徳島、高知の4県選出の国会議員は17日、正規の党内手続きを踏んで合区に関する議論を尽くすよう谷垣禎一幹事長らに申し入れた。竹下亘復興相(衆院島根2区)は会談後、記者団に「(21日に党内手続きを終えるのは)早すぎる。議員の身分に関することは党全体で考えなければならない」と述べた。

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