映画「バケモノの子」 宮崎あおい「子育て世代にぜひ」(2/2ページ) - 産経ニュース

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映画「バケモノの子」 宮崎あおい「子育て世代にぜひ」

 「役所さんと並んで演じられたのは心強かった。九太はご飯を食べるときや、言い合うとき、表情がとても大きく動く。それに声を当てていく作業は、実写にはない楽しみでしたね」

 前作では母親が主人公だったが、今回は九太の成長とともに、父親代わりの熊徹もまた成長していく姿が丹念に描かれている。

 細田監督は「家族のつながりや支え合う者同士の姿を描くのが上手な人だなと思う。本人も優しくて、周りの人への思いが強い方です」。演出については、「まず『良いですね』と褒めてから、『次はこうしましょうか』と提案する。優しいけど、褒めてくれても油断ならない」と笑う。

 熊徹と九太はいがみ合いながらも強い絆で結ばれていく。そして、九太に危険が迫ったとき、熊徹はある決意をする。

 「命を懸けても守りたい相手がいるって、何て幸せなんだろう、と思った。そんなふうに熊徹に思ってもらえる九太も幸せ。熊徹にぐっときましたね」

 この作品を「子供を育てている親に見てほしい」という。「子供が1歳だったら親もまだ1歳。無理せず、一緒に成長していけばいいんじゃないでしょうか」と語った。