リケメン記者の落書き帳

実用性を硬派に勝負!新たなロボット大会で競うのは、あの大事故のレスキュー

 今月5日には、阪神大震災をきっかけに始まった第15回「レスキューロボットコンテスト」の東京予選が東京都荒川区の都立産業技術高専で開かれた。各チームのロボットの形状や動作にはさまざまな工夫が凝らされていたが、残念ながら対象とする学生たちには要求レベルが難しすぎるのか、ほとんどレスキュー現場にたどり着くこともできず、200満点でゼロ点チームが続出。主催者も、申し訳ないと、楽しみにして来た観客に謝ることしきりだった。

 東京予選では、トップの愛知工業大学の「長湫(ながくて)ボーダーズ」ほか計4チームが8月8、9の両日、神戸市の神戸サンボーホールで開かれる本選への進出を決めた。同チームを率いた鈴木優太キャプテン(3年)の「救助ではダミー人形の位置が低くてベルトコンベヤーが下に入らず困った。予期しない事態にも対応できるように改良したい」というコメントに救われた。より早く、より優しくという救助課題に一生懸命取り組み、勝敗に泣き笑いする挑戦者の姿こそ、観客が見て最も感動する本質なのだ。(原田成樹)