芥川賞

「初対面で『君は売れるよ』と言った」作家の中村文則さんが祝福

【芥川賞】「初対面で『君は売れるよ』と言った」作家の中村文則さんが祝福
【芥川賞】「初対面で『君は売れるよ』と言った」作家の中村文則さんが祝福
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 「受賞は驚くことではない。本当にうれしい」

 第153回芥川賞を受賞した、又吉直樹さんと親交の深い作家の中村文則さんは、又吉さんの受賞を祝福した。

 又吉さんがテレビで活躍する前から親交があった中村さん。又吉さんが中村さんの作品の書評を書いたことがきっかけで、面会が実現したが、「初対面のときのことはよく覚えています。ぱっと見て又吉くんはインパクトが強かった。『君は売れるよ』と言ったのを覚えています」と中村さん。本の話をしたが、又吉さんの読書量に圧倒された。「ものすごく本に詳しくて、本好きのレベルを超えていました」。

 中村さんがお笑いが好きだったこともあり、時々会うようになったが、受賞作「火花」の執筆は知らなかったという。「彼は照れ屋。作品を書いているなんて知りませんでした」。

 のちに「火花」を読んだときは、1ページ目で「これは芸人さんが書くレベルの小説ではない」と思ったという。「見事な青春小説。純文学の王道とも言える。ラストの展開は彼独特のもの」と絶賛する。

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