街頭犯罪…また大阪が全国ワーストワン 認知件数は減少

 今年上半期(1~6月)に大阪府内で発生したひったくりや路上強盗など街頭犯罪の認知件数は3万292件で全国最多だったことが16日、大阪府警のまとめ(暫定値)で分かった。昨年同期と比較すると6232件減った。上半期の街頭犯罪認知件数は13年の8万9767件をピークに減少傾向にあり、今年は25年に次いで2番目に少なかった。

 府警によると、今年上半期の街頭犯罪の内訳は、ひったくり(538件)▽路上強盗(87件)▽オートバイ盗(2630件)▽車上狙い(5629件)▽部品狙い(2855件)-の5項目が全国ワーストワンとなった。自転車盗(1万7639件)は全国2位、自動車盗(914件)は3位だった。

 いずれも前年同期を下回っており、中でもひったくりは前年同期比112件減少した。街頭犯罪以外では、強制わいせつの認知件数は539件で全国で最多だった。同本部は「性犯罪は夏場に多発する傾向にあり、夜間の独り歩きなどに注意してほしい」としている。

 1年でみると、大阪府内の街頭犯罪の認知件数は15年連続全国ワーストワン。ただし同様に認知件数はピーク時(平成13年)の半分以下に減少しており、府警の犯罪抑止戦略本部は「自治体による防犯カメラの設置などの効果があらわれている」としている。

会員限定記事会員サービス詳細