新国立・安藤忠雄氏会見

(3完)「ラグビーも五輪も両方できたほうがいい」 計画見直しは「やっぱりこれは調整しないといかん」

 --審査委員会委員長として、デザインを見直したほうがいいという考えはあるか

 安藤氏「私は2520億と聞いたとき『えーっ』と思いましたよ。『本当?』と。だからやっぱり、これは調整しないといかんでしょう。それがいわゆる国民の人たちの気持ちじゃないですか。『何考えとんねん』と。私はやっぱり徹底的に、4つの(設計)チームがあります、ザハさんもいます。みんなで徹底的に討論して、スケジュールのことがある、コストのこともある、やっぱりそれはすべきでしょうね。それは審査委員長というよりは、1人の国民としてそういうふうに思います」

 --ザハさんの案を選ぶにあたり、都営霞ケ丘アパートの退去を求めるいうことがあった。それについてどう思うか。まだ住民がたくさん住んでいて、出ていきたくない人も多い

 安藤氏「大きいです、建物は。8万人くらい入ると大きい。周辺環境との問題がある。これをアイデアのコンペを決めた後、徹底的にやっていかないかんのです。その中でもちろん問題がないものはない。スムーズに全部できるというわけにいかないと思うが、お互いにそれをできることによって、自分たちも納得できるという人たちがいると思うので、徹底的に話し合わないかんのです」

 「今話し合っているかどうかは、われわれはわかってないわけですよ。そういうわけで、これからオープンに、公開しながらやられたほうがいいんじゃないかと」