マック、キッチン丸見えの店舗導入 異物混入問題の信頼回復を狙う

日本マクドナルドが導入するオープンキッチン=イオンモールりんくう泉南店(大阪府泉南市)
日本マクドナルドが導入するオープンキッチン=イオンモールりんくう泉南店(大阪府泉南市)

 日本マクドナルドは15日、客席からキッチン内部の様子を見ることができる「オープンキッチン」店舗を埼玉県と大阪府のそれぞれ1店舗で導入すると発表した。キッチンを開け広げにすることで今年1月の異物混入問題の発覚で失った信頼を取り戻す狙いだ。

 7月17日からオープンキッチンを導入するのは「イオンモール北戸田店」(埼玉)と「イオンモールりんくう泉南店」(大阪)の2店。キッチンの外壁の一部を横長のガラス張りとして、キッチン内部で店員が調理する様子を来店客が見ることができる。

 同社は今年6月まで7カ月連続で既存店売上高が前年同月比2割超の減少するなど、極度の販売低迷が続いている。

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