自転車のスピード違反も検挙! 無灯火、2人乗り、スマホ運転…取り締まり46%増 

歩道を通行する自転車利用者を指導する草津署員ら
歩道を通行する自転車利用者を指導する草津署員ら

 危険行為を繰り返す自転車運転者に講習受講義務を課すなどした道交法の改正を受け、滋賀県警交通指導課は、施行後1カ月間の、県内での自転車による違反に対する指導・取り締まり状況をまとめた。今年6月1カ月間の指導警告件数は1137件と、昨年同月に比べて46%増。講習の受講対象となる摘発事例は1件だった。

 改正道交法では、自転車で酒酔い運転や信号無視などの危険な運転を、3年以内に2回繰り返した人に講習の受講を義務づけた。受講しなかった場合には5万円以下の罰金が課せられる。県警は道交法が改正された今年6月以降、自転車の取り締まりを強化。この結果、1カ月間で自転車運転者1137人に指導警告票を交付した。

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