ギリシャ危機

強硬ドイツに批判噴出 「厭独論」広がる国際金融市場

 先週、著名経済学者のジェフリー・サックス氏やトマ・ピケティ氏らがドイツのメルケル首相に対する公開書簡を発表し、ドイツ主導でギリシャに要求してきた緊縮策を見直すよう求めた。両氏らは、緊縮策は「ギリシャの大量失業と金融システムの崩壊を招き、債務危機を深刻化させた」とした。

 ピケティ氏は、ドイツ誌のインタビューにも応じ、第一次、第二次世界大戦後にドイツの債務弁済が滞った史実を指摘。「ドイツは対外債務を返済しない国の代表国で、他国を戒める立場にない」と批判した。