祇園祭から「ごみゼロ」発信 東京五輪での採用目指す

 都内では大規模なイベントで食器のリユースやリサイクルを行った前例がなく、今年5月には市区町村の担当者を集めた会議で実行委に活動を紹介してもらうなど、祇園祭の取り組みを勉強中という。

 組織委が国際オリンピック委員会(IOC)に提出した大会開催基本計画には「廃棄物の発生を最大限抑制した上で、リユースの徹底やリサイクルの促進を行う」と明記。都の担当者は「できるところがあればまねしたい」と強調する。

 組織委の広報担当者は「ごみ減量対策は今後検討する」と答えるにとどめたが、重要課題であるという認識はあるという。

 実行委は今年も同様のキャンペーンを行うことにしており、今月11日には市営地下鉄京都駅の広場でPRイベントを実施。乗降客らに、リユース食器を使った水の試飲や返却方法を体験してもらった。

 太田航平副実行委員長(35)は「東京五輪で採用してもらえるよう、データやノウハウを提供したい」と意気込んでいる。

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