埼玉知事選

「医療・看護・介護ネットワークの構築」 上田氏政策発表

 8月9日投開票の知事選で4選出馬を表明した現職の上田清司氏(67)は13日、県庁で会見し選挙戦で訴える政策を発表した。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる平成37年に向け、「医療・看護・介護ネットワークの構築」に加え、「ウーマノミクス」や「健康長寿」など従来施策の継続・強化を重点的に推進する考えを示した。

 上田氏は37年に県民の6人に1人が後期高齢者になると見込まれる「2025年問題」を強調。労働力の減少と医療・介護費の増加が課題になるとして、公約を「埼玉NEXTイニシアティブ」と題した。

 3つの重点項目のうち「2025年への挑戦」では、地域全体で高齢者の暮らしを支える地域包括ケアシステムで先行的なモデルの構築を目指し、医師会との連携を生かす考えを示した。「稼ぐ力」では従来の先端産業創造プロジェクトを推進。「『人財』開発」では女性、シニア、障害者の各層に対し社会参加を促す施策を充実させ、持続的な成長を支えるとした。

 上田氏は「具体的な数値目標はすでに県5カ年計画で示している。実行力は実績で示しており、夢物語ではない」と意気込んだ。