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Q 3歳で年少組の娘は、もともとの性格か、とにかくビビりです。特に人の多い環境を怖がり、子供が大勢いる園の遊具や公園を嫌がります。水も怖がり、お風呂では号泣、プールは夢のまた夢。荒療治ではないですが、習い事をさせるなど大人数の環境にほうり込んだ方がいいでしょうか。
A 3歳くらいの子供の中には、集団を嫌がったり水を怖がったりする子供は結構います。わが子がそんなふうだと親は情けなくなるかもしれませんが、全て受け止めてやってほしいと思います。お子さんにとって嫌いなものは嫌い、イヤなものはイヤなのです。荒治療なんてとんでもない。虫が嫌いな人の腕に無理やり虫を乗せると、慣れるどころかますます嫌いになってしまいます。人混みが苦手な人は、混雑するテーマパークは何度行っても慣れないものです。
3歳という年齢は、人間関係がまだまだ希薄で一人遊びが多い時期。園の砂場で仲良く遊んでいるように見えても、一人遊びの子供が大勢いるだけ、ということもあります。大勢の中で遊ばせることを考えず、まずは仲良く遊べる友達を1人見つけ、2人で遊ぶ機会をつくりましょう。遊ぶ時間も5分からでOK。2人が3人になり、5分が10分になればもうけもの、という感じで、のんびり見守ってください。そんな小さな人間関係から、子供は「人と関わるって楽しいな」と思うようになるのです。