正之さんに海外で肝臓移植を 「救う会」募金呼びかけ 群馬

 原因不明の肝硬変を患い、東欧ベラルーシでの肝臓移植を希望する伊勢崎市の谷正之さん(48)を支援する「まさゆきさんを救う会」(山口和彦代表)が手術費や渡航費など6千万円を目標に募金活動を行っている。救う会は10日、同市役所を訪れ、五十嵐清隆市長に「市民の命なので募金の呼びかけ、活動の支援を」と訴えた。

 谷さんは昨年9月、体の異変を訴え前橋日赤病院(前橋市朝日町)を受診。原因不明の肝硬変と診断され、医師から余命3~5年と宣告された。生体肝移植はドナー(臓器提供者)と条件が合わず、脳死移植も日本の現状では不可能に近いことから海外での移植の道を選択した。

 入退院を繰り返した谷さんは先月16日に容体が急変。前橋日赤病院に緊急入院したが、病状は日に日に悪化しているという。会見した妻の直美さん(38)は「見ず知らずの方々に募金をお願いするのは恐縮だが、それしか手段がない。1人でも多くの方に温かい手を差し伸べてもらいたい」と涙ながらに語った。救う会によると、5日までに集まった募金は2261万2838円。募金の振込先は、群馬銀行前橋支店、普通1817026、口座名「マサユキサンヲスクウカイ」など5つ。連絡先は救う会事務局(電)0270・27・7020。

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