デング熱に今年も注意! 海外感染が最多ペース

 ■水たまり作らず/長袖着用/虫よけ剤を

 デングウイルスの感染から身を守るためにはどうしたらよいのか。東京農工大学非常勤講師の佐伯英治さん(寄生虫学)は「成虫になった蚊は活動範囲が広く、駆除は難しい。成虫になる前の対策が必要」と話す。

 ヒトスジシマカは15度以下では活動できず、成虫は5月中旬ごろから10月にかけて活発に活動する。卵を産むときは直径5センチ前後の小さな水たまりを好むため、「水がなければ卵を産めない。水たまりを作らないようにすることが重要」と佐伯さん。屋外にプランターの受け皿や灰皿、空き缶などを置くと、水がたまってしまう。放置せず、幼虫が育たない環境作りが大切だ。

 外出時は、蚊に刺されないように、長袖や長ズボンを着用し、肌の露出は控えたほうが良い。佐伯さんによると、ヒトスジシマカは黒い色を好むため、濃い色の衣服は避けたほうが安心だ。薄い素材の衣服だと針が貫通し血を吸われることもある。肌の露出している部分だけでなく、服の上にも虫よけ剤をかけておくと効果的だという。デング熱の予防のポイントについては、厚生労働省や東京都でもホームページで紹介している。

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