浪速風

「近くて遠い」でかまわない

雑誌「正論」8月号で先輩コラムニストの石井英夫さんが高信太郎著「笑韓でいきましょう」(悟空出版)を紹介している。石井さん曰(いわ)く「この隣人とはもうつきあいたくない。そうかといって、声高に悪韓、反韓、嫌韓、呆韓…を口にするのもばかげている」「そうか、笑い飛ばしてしまうって、か」

▶「話し合えばわかる」と町内会的な外交を繰り返してきた日本の「ヨカレ」すべてに「ツケコマレ」ている。親韓派の高さんも堪忍袋の緒が切れた。そこは漫画家らしくユーモアにくるんでいるが。ユネスコの世界遺産委員会での韓国の態度に、高さんならずとも叫びたくなった。「ダメだ。コリア!」

▶外相会談で協力を約束したはずなのに、またぞろ「強制労働」を持ち出した。いくら歴史の事実関係を説明しても聞く耳を持たない。「明治日本の産業革命遺産」の登録は喜ばしいが、後味が悪い。「近くて遠い国」のままでいいのではないか。朴槿恵(パク・クネ)政権の間は。