ビジネスの裏側

「歌舞伎マスク」爆買い?! 和菓子屋さん製造に仰天 うける「日本製」の安全安心

【ビジネスの裏側】「歌舞伎マスク」爆買い?! 和菓子屋さん製造に仰天 うける「日本製」の安全安心
【ビジネスの裏側】「歌舞伎マスク」爆買い?! 和菓子屋さん製造に仰天 うける「日本製」の安全安心
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 日本製の美容フェースマスクの人気が、国内だけでなく海外にも拡大している。「歌舞伎」をデザインしたユニーク商品なども登場。中高年女性の需要を掘り起こしているほかクールジャパンを武器にインバウンド(訪日外国人観光客)の支持も獲得。素材の安心・安全感をアピールし、外国人にも販路を開拓している。(田村慶子)

売り上げ2ケタ増

 「このマスクありますか」。大阪・心斎橋の東急ハンズ心斎橋店では、携帯電話で撮影した写真を店員に見せ、お目当ての美容フェースマスクを買い求める訪日外国人の姿が増えている。

 「箱買いする外国人客もいますよ」と販売促進担当の森岩小織さん。中国人観光客らの爆買いも多く、5月の美容フェースマスク売り上げは前年同月比12%増と2ケタの伸びになった。

 この店の一番の売れ筋は、意外にも化粧品メーカーの商品ではなく、和菓子を製造・販売する一心堂本舗(東京)の「歌舞伎フェイスパック」(2枚入り、900円)だ。

 歌舞伎役者が監修し、歌舞伎メークの柄をプリントしたクールジャパンらしい商品で、訪日客を中心に人気が沸騰。「ひと目で日本製と分かるデザインが好まれている」と森岩さんは話す。

 この店に並ぶ約100種類のうち、外国製はわずか数点にすぎない。一心堂本舗も含め、各メーカーとも外国人観光客を意識してか、商品のパッケージに「MADEINJAPAN」と英語表記している。

安心感ある素材

 美白や保湿効果をうたう美容液が注目されがちだが、その成分を余すことなく肌に浸すため、美容フェースマスクの素材にも日本の優れた技術が生かされている。

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