歴史的発見間近で見よう 兵庫・南あわじの銅鐸3個、14日から公開 - 産経ニュース

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歴史的発見間近で見よう 兵庫・南あわじの銅鐸3個、14日から公開

南あわじ市で出土した銅鐸。左の2個「1号」「2号」が速報展に並ぶ=南あわじ市湊
南あわじ市で出土した銅鐸。左の2個「1号」「2号」が速報展に並ぶ=南あわじ市湊

 南あわじ市で見つかった弥生時代中期の銅鐸7個のうち、3個を無料で一般公開する「速報展」が、14日から同市松帆西路の市滝川記念美術館「玉青館」で始まる。歴史的発見の一般公開を前に、同市の担当者は「ぜひこの機会に足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。8月16日まで。

 銅鐸は4月、同市松帆地区から採取した土砂を集めていた玉砂利製造会社「マツモト産業」の砂山から見つかった。市埋蔵文化財事務所によると、発掘の報道以降「現地説明会はないのか」との問い合わせが寄せられるなど関心は高く、市教委と県教委が「歴史的発見を地元で広く見てもらおう」と企画した。

 展示されるのは最初に見つかった「1号」「2号」と「5号」の3個。2号は1号の中に入った「入れ子」状態でパワーショベルのバケット部分から見つかり、5号は同社のベルトコンベヤー上で、壊れた状態で発見された。高さ22・4~26・6センチで底の幅は、分かっているもので15・5センチと12・8センチ。「舌(ぜつ)」と呼ばれる銅鐸を打ち鳴らす棒も3本見つかった。

 入れ子状態で見つかった残り4つは奈良文化財研究所で調査中のため、中に「舌」があることが確認された奈文研によるCTスキャン映像などを公開する。同時に洲本市中川原地区と、南あわじ市松帆地区の「中の御堂」で江戸時代に見つかった銅鐸のレプリカも展示する。

 市埋蔵文化財事務所は「3個の銅鐸を実際に見ることのできる貴重な機会。ぜひ足を運んでほしい」としている。玉青館入館は有料だが「速報展」は無料。午前9時~午後5時で入館は午後4時半まで。7月21、27日と8月3、10日は休館。問い合わせは同事務所(電)0799・42・3849