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ランニングブームが定着する中、注目を集めているのが昨年相次いで開催された海外発祥の「ファンラン」と呼ばれるイベント型ランニング大会だ。幻想的なイルミネーション(電飾)が施された夜間のコースを走ったり、仲間とそろいの服装で参加したり。「ファン」とは英語で「楽しい」という意味。気軽にランニングを楽しめると若者を中心に人気を呼んでいる。(日野稚子)
幻想的な夜間コースを光りながら
「ファンラン」は、設定されたコースを走る中で一工夫を施し、完走以外の楽しみや娯楽性を加えたイベント型ランニング大会のこと。
その1つの例が、イルミネーションが幻想的な夜間のコースを走るランニングイベント「エレクトリックラン」。米カリフォルニア州で2012年に始まり、日本では昨年7月、千葉市美浜区で初めて開催され、2日間で約1万3千人が参加した。
約5キロのコースは所々、光るアーチやオブジェなどイルミネーションで彩られている。参加者は、主催のエレクトリックラン実行委員会から配布されたオリジナルTシャツや光るリストバンドを身につけ、自ら明かりとなって走る。タイムは競わず、ゴール地点では「祝完走パーティー」と銘打った音楽イベントが行われる。