なでしこジャパン

米代表を知り尽くすなでしこたちの闘志

バンクーバー入りした澤穂希(左端)、宮間あやら=カナダ・バンクーバー(岡田亮二撮影)
バンクーバー入りした澤穂希(左端)、宮間あやら=カナダ・バンクーバー(岡田亮二撮影)

 なでしこジャパンにとって、宿命とも言える決勝の米国戦。PK戦の末に初優勝を成し遂げた前回W杯ドイツ大会、1-2で敗れて銀メダルに終わったロンドン五輪に続く、3度目の世界大会での大一番だ。

 女子サッカーが人気を集める米国のプロリーグ。日本代表では澤、宮間、川澄、阪口、鮫島の5人がプレー経験がある。2連覇を目指す選手たちの闘志も燃え盛っている。

 昨季にシアトル・レインで約半年間プレーし、リーグのベストイレブンに選ばれた川澄。個人で行っていた体幹トレーニングを仲間が取り組むようになり、「センセイ」と呼ばれていたという。米国の代表選手と対戦経験が豊富な川澄は「相手の特徴を分かっている部分は多い。そこを生かしていけたら」と語気を強める。

 主将の宮間は大会前から米国の守護神ソロとの対戦を熱望し、「お互いが何かを懸けたところで戦えるといい」と強調していた。それだけに、「対戦が楽しみというよりは、W杯は渡さない」とロンドン五輪の悔しさを晴らすつもりだ。

 今のなでしこには、強敵の米国に臆するところは一切見られない。鮫島は「日本のメンバーは真剣さの中に楽しむ気持ちを持っている。大舞台だからこそ、そこを前面に出して戦いたい」と意気込んでいる。(吉原知也)

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