正論

南シナ海めぐる米中角逐の背景 東京国際大学教授・村井友秀

 したがって、米国が世界の海を支配する超大国でありたいと望む限り、南シナ海から撤退する可能性は低い。事態を放置すると、世界の海を支配する超大国の地位を失うと感じれば、米国は戦略的国益に見合う犠牲を覚悟して南シナ海に介入するであろう。(むらい ともひで)

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