海老蔵さんと1万本植樹 長野・志賀高原の森づくり「ABMORI」

 山ノ内町の志賀高原で27日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんと一般参加者が植樹活動を行う「第2回信州・志賀高原からはじまる市川海老蔵『いのちを守る森』づくり=ABMORI(エビモリ)」が行われた。海老蔵さんの呼びかけにより、県や同町が企画して昨年始まった取り組みで、今年は長野県を含む33都道府県から約千人が集まり、ミズナラやレンゲツツジなどの苗木を植えた。

 植樹が行われたのは、平成21年に閉鎖された志賀高原の旧笠岳スキー場の斜面約0・3ヘクタールで、針葉樹や広葉樹の苗木14種、約1万本が植えられた。海老蔵さんも子供たちと笑顔で一緒に作業を行った。

 エビモリは、海老蔵さんが自身のブログで「地球や日本の環境のために何かできないか」と問いかけたのがきっかけ。昨年は志賀高原の旧前山スキー場に約8500本を植樹した。同町はエビモリを継続的な環境教育の場にしようと、今年から地元の東小学校の児童がドングリなどを採取し、育成した苗を森林づくりに生かす取り組みを開始。今回の植樹には同小の5、6年生も参加した。

 同小6年の平山匠くん(11)は「今はただの野原だけど、植えた苗木が立派に育って、いつか動物がたくさんいるような森になれば」と話した。海老蔵さんは取材に「たくさんの子供たちが植樹を体験しながら、何十年も先の未来の自然や環境のことを考えてくれることを期待している」と述べた。

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