元北部方面総監・千葉氏が講話 岡山県防衛協会50周年記念総会

 県防衛協会(泉史博会長)の「設立50周年記念総会」が27日、岡山市北区のホテルで開催された。元陸上自衛隊北部方面総監の千葉徳次郎氏が防衛講話を行い、「日本人が団結したらどれだけ強いかを外国は知っている」と話し、自衛隊と国民の協力関係の重要性を訴えた。

 同協会は昭和40年12月、防衛意識の高揚と自衛隊への支援・協力を目的に設立された。平成26年度で個人や法人・団体からの会員約1200人が所属しており、自衛隊の広報活動などに協力している。

 この日の総会では、泉会長が「中央では防衛に関する議論が行われている。議論を深めてもらいたい」などとあいさつした。

 千葉氏は「この国の守り(国家安全保障と国民の役割)」をテーマに講話。戦後の日米安保や米ソ冷戦、湾岸戦争や災害派遣などに関連した自衛隊をめぐる状況や世論、国民の意識について解説した。

 そのうえで「国民が主であり、個人より公を重んじる。国民の生命と財産を守るために代償を求めずに命をかける」と自衛隊員の使命を強調。「自衛隊員の心、隊員と家族、隊と国民、日米の4つの隙間を埋めることが、最大の抑止力になる」と自衛隊への理解と協力を求めた。

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