サイボーグで介護現場を救えるか? 軽量版マッスルスーツを試験導入 福島・神奈川で

 人材不足の一因には、高齢者らを抱きかかえるなどの作業によって腰痛に悩まされる介護職員が少なくないことがある。作業軽減のためのアシストとしてサイボーグが期待されるわけだ。

 有識者で構成する「日本創成会議」(座長=増田寛也元総務相)もこのほど発表した提言の中で、介護現場でのロボット活用を強調した。

 6月からは、福島県が「介護支援ロボット導入モデル事業」を開始した。特養など29施設に対し、マッスルスーツや、筑波大発ベンチャー「サイバーダイン」のロボットスーツ「HAL介護支援用」などを無料で貸し出し、4カ月にわたって導入効果を検証する。

 神奈川県も県内30施設へ100台を無料貸与。年度末まで使ってもらいながら効果や課題などを検証していく方針。今後、同種の取り組みが全国に広まるか注目される。(柳原一哉)

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