安保審議詳報(3)

辻元氏「ソーリ、言い訳しない方がいいですよ」に安倍首相逆ギレ! 「安保法制と関わりあるのか?」

中谷氏 無条件にできるとは言っていません。3要件を満たす場合だけです。総理も例示されたが、そのままの状態にしておくと、わが国にたくさんのミサイルが落ちてきて、大変な被害が出るというようなことで存立危機事態と認定された場合には武力行使をするということです。

辻元氏 あのね、結局、限定と言っていても現場に行ったらどうなるかということなんですよ。現実世界です。「限定だからこっちの攻撃はちょっとにしておこう」とならないのが戦争だ。米艦防護というけど、米艦防護の中身は何かと言えば、新3要件を満たして日本は攻撃されていないけど武力攻撃はできるということは、相手方の潜水艦を撃沈したり、公海上で相手の船を空爆できるようになるということなんです。だって、それせずに、やられるだけでぐるぐる回っているだけですか?違うでしょ?攻撃される前に敵を見たらこちらから攻撃するフル装備でいくわけでしょう。はっきり答弁してほしい。

中谷氏 新3要件とは、まさにわが国の存立に関わる事態だ。現実にミサイル防衛というと、わが国単独でできるわけでなく、米側の艦艇からいろんな情報をもらい、ともに警戒し、実際にミサイルが飛んできたら共同で対処する。米艦艇が攻撃を受け、そのままだとわが国にたくさんのミサイルが飛んできて大変な被害が出ると判断した場合、すなわち3要件に合致した場合は、米国を防衛するために自衛権を発動する。

辻元氏 いま、「米国を防衛するために」とおっしゃった。アーミテージ(元米国務副長官)さんは4月28日、総理の演説を歓迎して、NHKのインタビューでこうおっしゃっている。「米国人を守るため自衛隊員も命をかけるという宣誓なのだ」と。アーミテージさんはそう受け取られているようだ。安倍総理も別の本で「軍事同盟というのは血の同盟です」とおっしゃっている。だから、限定的にといっても、実際の現場に行ったら戦争なんですよ。「日本は限定だから攻撃しないでね」「限定だから撃つのはちょっとにしとくわ」とはならない。戦争に行くということなんです。違いますか?