「躍る旅人」 能楽師・津村禮次郎の記録映画

 三宅は「ボトムアップで作品が作り上げられる躍動感にひかれた。津村さんという人間の全体像が見える映画にしたかった」と話す。大学時代に能と出合い、出家するなど紆余(うよ)曲折も経た津村の歩みも盛り込んだ300時間の映像を110分にした。

 三宅は、津村の新作能の過程を追ったドキュメンタリー映画「朱鷺(とき)島-創作能『トキ』の誕生」(平成22年)も撮影した。2作目は能の可能性を探し続ける津村の自然な姿を映し出している。(飯塚友子)

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